6月最後の書き込みになりました。九州北部は大変な豪雨で、佐賀県も警報級の大雨になっています。雨の量、勢い、激しく降る時間、昔とは違います。

私の所から少し離れた地区の区長さんに、署名、印鑑をもらう用事があり出掛けました。近くまで行き尋ねると、お家は直ぐに分かりました。と同時に懐かしく思い出すことがあり、（今は区長をやっておられるのか）と。以前、佐賀新聞の配達のアルバイトをしていた時に、早起きでほぼ毎朝玄関で新聞を渡していた人でした。こちらが恐縮するくらい気を遣ってもらって、遅く帰宅した家族が玄関近くに車を停めていたりすると、「えらい停め方をしてすみません」と言われるほどでした。嬉しかったのは顔を覚えてくれていて、「行政書士だったの」と言ってもらったことです。当時はまだ現職ではなかった気もしますが、「ハイ」と答えました。先方は退職して、悠々自適に農作業に励んでいます。

その農業のことで話が弾みました。「やる人がいなくて、身の丈以上の面積を引き受けている」と。「食料の安定確保ほど大事なことはないと思うけどねえ」と真剣でしたが、自分も、いつまでも他所から買い続けるわけにもいかないし、多彩なものを自国で賄えるようにしないといけないと思います。

政府は食料自給率向上には後手後手だと不満ですが、佐賀空港近くのオスプレイ駐屯地の建設は電光石火のスピードです。この間土地を取得したと思ったら、24時間の突貫工事です。ものすごい数のトラックの往来に、近隣から悲鳴が上がっています。土砂が運び込まれる当の建設現場近くの住民にもそうですが、土砂を取ってくる現場がある唐津市の住民にも何の説明もないそうです。事故が絶えないオスプレイ、少しでも早い完成を目指し往来する大型トラック、県民の安全はどうなっていくのか、注視していきたいと思います。