今月最後の書き込みになりました。菜種梅雨も終わったようで、花見見物に最適な気候が続きます。

役場に用事があり出掛けましたが、窓口で対応した職員さんが妙に緊張した様子で、こちらが気を遣うほどでした。別に行政書士が少し説明を受けに来たくらいでと思いましたが、年度替わりなので移動があったのかも知れません。早く慣れて頂ければいいと感じました。

投票日が近くなり、お付き合いのある候補者の応援に唐津に行きました。佐賀新聞でも一番の激戦だと書いていましたが、住民の人達の関心はどうでしょうか。大体チラシ配りですが、農業地帯の白石町と同じで、市街地から離れた町では犬を飼っているところが多いです。普通は離れた距離で威嚇して吠えるものですが、稀に本気で嚙みつきに来る（飼い主には申し訳ないですが）馬鹿犬がいます。唐津くんだりまで来て犬に噛まれたでは笑い話にもならないので、そういう家は飛ばします。

お昼になったので昼食をと思いましたが、土地勘がなくなかなか店が見つかりませんでした。探しているとおかずを一品ずつ選べる食堂があったので、物珍しく入りました。運動して食欲が増したので、何品か取り清算してテーブルにつきました。隣に若いお母さんと子供がいましたが、少ないおかずを分け合って食べていました。勝手な推測は失礼ですが、私には食費を節約しているように見えました。自分は選挙活動中で頭のモードがそういう風になっているので、（軍事費は倍近く、子育て支援の予算はほぼ横ばいの予算が通った）と腹立たしい思いを募らせました。

「大砲よりバターを」という分かり易いスローガンが人々の心を捉え、時の権力者を追い詰めた歴史を思い出します。最初に聞いたのは中学の歴史の授業でしょうか。ドイツの大思想家マルクスは、「理論も、それが人々の心を捉えれば力になる」と指摘しました。「大軍拡より福祉、教育を」と訴える候補者の声が唐津の人達に届くことを願ってやみません。