３月も早くも下旬になりました。年度末になるとわけもなく少しそわそわします。

やっと住んでいる地区の総会議案書が完成し、担当の班を配りました。WBC野球を観戦している人も多かったようで気を遣いましたが、何人かから、「ご苦労様。もう一期やってくれるらしいね」と言われました。かしこまって言われると、（そんなにたいそうなことなのか）と、わけもなく緊張しましたが。

和歌山県から移住してイチゴ栽培に取り組んでいる方の家を久しぶりに訪問し雑談していましたが、急に奥さんが、「遠くで農薬をまいてるみたい。ハウスを閉めた方がいいんじゃない」と駆け込んできました。生産者の気苦労を感じました。米からの転作に対する補助金の説明会があったそうで、どんどん悪くなるといっていました。肝になる点を質問したら役場職員が、それは大きな問題だと分かっているがなにぶん国の方針なので、根本を変えてもらうしかと言ったか言わないとか。その場にいたわけではないので、分かりませんが。

時を同じくして、大阪の佐世保出身の先輩からの長文メールには、この時期異動、退職で行政の最前線も大変な様子がありました。加えて、先日書き込んだ件にほとんどを割いて反応してもらいました。小さい子が車で泣いていた件です。自分の中でモヤモヤしていた霧が晴れました。どんな理由でも小さい子を車に放置することは虐待にあたると。仕事柄、専門的な知見に裏付けされた言葉なので、胸に落ちました。「親に連絡したのは良いことだった」と言ってもらいましたが、世間知らずの所があって、あの場面の本質がわからなかったことに恥ずかしい気持ちもします。そして、（やはり、子供をああいう状態にするのは避けなければいけないことなんだ）と、今は思います。メールには、「子育てのしんどさ、昔と数段違う苦労にも思いを寄せて」ともあり、この点は事件以前から理解している積りで全く同感です。