１２月になりました。もう当たり前に暖房をしていないと寒いです。

世間はワールドカップでスペインに勝ったということで大騒ぎでした。普段は関心のない自分も今は真っ先にスポーツ欄を開き、貪るように読んでいるのでスポーツの力は偉大です。試合直後のインタビューで、ゴールを決めた選手が憮然とした表情を見せることがあったので違和感がありましたが、コスタリカ戦の敗北の後の激しいバッシングに対してだという記事もありました。確かにネットで、ドイツ戦の時の気持ちで戦ったのかと非難する声を自分も見ました。勝てば官軍で、厳しい世界だと思いましたが。以前に、外国の選手が試合でミスをしてファンに射殺された恐ろしい事件などは論外ですが。次の試合も頑張ってほしいものです。

昔からの友人と話をしていて楽しいのは、今は消息を知らない友人のことが聞けることです。幼馴染のK君との会話に、高校の時に親しかったD君が出てきて非常に懐かしかったです。妹同士も同級生でした。思い出すのは、それぞれに進路も決まり開放感満載で佐賀市で夜中まで過ごした日のことです。私とK君、D君三人で佐賀駅に続くアーケード街を歩いていましたが、ひょうきんもののD君が、すれ違ったカップルを冷やかしてしまいました。男性が烈火のごとく怒り、D君は逃げるが勝ちと走りだし、自分は足の速いのを知っていたので安心していましたが何故か捕まってしまいました。「山に埋めるぞ」と言われていましたが、K君が体を張って間に入って謝り事なきを得ました。傍観していた自分とは違う態度に感動しました。K君は、全く覚えていないと言っていましたが。石原裕次郎だったと思いますが、「人にしてやったことは忘れろ。人にしてもらったことは覚えておけ」の境地かも知れません。

先月２９日に今年最後の地区の役員会があり、真面目な区長さんなので最後に、「それでは皆さん、良いお年を」と言われました。私も含めてなぜか大きな笑いが起きました。