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2022.8.9ブログ更新します。
お盆の帰省ラッシュも始まり、受け入れる地方としては賑やかになってきました。
6日の広島、9日の長崎の原爆の日がありました。テレビなどで式典の様子を見ても、今年は例年より緊迫した雰囲気が感じられました。2月からのウクライナ戦争が深刻な影を落としています。私が原爆の日を意識し始めてから50年近く経ちますが、実際に使われるかもしれないと考えるのは最初だと思います。被爆者の方たちを先頭にした運動の成果で、世界のスタンダードとして、核兵器を使用することは非人道的で悪という意識が定着してきて、それが核兵器禁止条約に実ったと考えていましたが。広島市長はトルストイの、「他人の不幸の上に自らの幸福を築いてはならない。他人の幸福の中に自らの幸福を見出さなければならない」という言葉を引用していました。母国が生んだ文豪の言葉を是非受け止めてほしいと切望しますが。
長崎市長も、核には核という流れに厳しい警鐘を鳴らしていました。高齢化した被爆者の方たちの胸の内を思うと言葉が出ません。しかし、「ネバーギブアップ」「微力でも無力ではない」と前を向いておられるので勇気をもらいます。
母親の初盆でお参りに来て頂く方が出始めました。亡くなった時の弔問には当然何日か父親、私達で待機していましたが、盆は中々そうではないので慌てることがあります。妹には、「部屋はいつも涼しくしておくように」と言われ、父親も妹には、「了解」と返事をしていましたが、その時だけです。今は和室の中は本当に暑いので、来られてからでは間に合いません。段々と数が増えて、「これはいかん」となるのを願うばかりです。