九州北部も梅雨入りしました。暫く雨の日が続きますが、去年は５月になったと思ったら雨の季節になったので、今年は遅い方でした。

普段は通らない道で、ガードレールに車の側面を擦ってしまいました。対向車が来て、狭い道なので慎重にと思っていましたが、ぎりぎりでやり過ごそうとした時に、ガリガリッとあの嫌な音が。相手には失礼かもしれませんが、かなり高齢のドライバーの方で、向こう側へぎりぎりまで寄ってもらっていなかったようです。目測を誤った自分が悪いとは思いますが。ややこしくなったら直ぐ止まるということができませんでした。大したことなくて良かったです。先日は父親が接触事故を起こしたので、自分も安全運転を再認識してはいましたが。

コロナ感染も引き続き気になるところですが、帰省中の幼馴染のK君と軽く夕食をと料理店に行きました。彼のお気に入りの店です。大きないけすがあるのがいいと言います。大将は４０代でニコニコと愛想のいい人で、先代も店に出ています。その先代と別の客との会話に、江北町の下分と言うのが聞こえてきました。私の生まれ育った家がある所なので。尋ねてみると、先代の生まれ育った家が近所でした。それからは話が弾みまくりました。「あなたの叔父さんの晉一さんは気さくで豪快な人だった」「藤瀬精米所にはリヤカーで何度も行った」。そして、「弘子おばさんには本当にお世話になった」と私の母親の名前が出てきた時には、驚くやら嬉しいやら。

親戚が衣料品店を手広くやっていたので、自分の家にも販売のスペースがありました。「あの頃はみんな生活に余裕がなくて、服も今度給料が入ったら、コメの代金が入ったらで手に入れていた。自分もどうしても体育でトレパンが要って、子供だから恥ずかしかったけど相談に行ったら、ニコニコして渡してくれた」と言われました。勿論、「今、どがんしとらす」と聞かれました。心配してもらいましたが、思わぬ昔話に胸が一杯になりました。