５月も下旬になり、そろそろ梅雨入りの季節も近づいてきました。

大阪の佐世保の先輩からは精力的な長文メールが定期的に届き、色々勉強になります。柔らかい近況の部分もありますが、久しく会っていない同僚だったK君のことが書いてありました。私のストレス解消法について心配してもらっていたようで、やはり昔からの友人というのは有難いものです。元気そうで何よりです。

久しぶりに白武先生の自宅で集いがありました。１０人ほど集まり、近況や世間のことなど和やかに懇談しました。話題は自然とウクライナの戦争のことへ。参加者の半分以上が戦前生まれなので、異口同音に、「あの頃を思い出して暗澹たる気持ちになる」と言っていました。「独裁者が憎くてたまらない」とも。一通り思いを出しあって気分が落ち着いたところで、世界や日本の平和について冷静な意見が多く出ました。「専制国家対民主国家みたいな構図じゃなくて、とにかく他国を侵略しないという最低限のルールを守れという風にしていかないと上手くいかないと思う」「NATOに加盟していれば攻められなかったのかな」「憲法９条の下で軍事費は増やさない方がいいと思ってたけど、不安になってきた」。発言が途切れませんでした。

自分も今回の事態では本当に色々考え動揺もし、もっと深く考えていかないと駄目だと思っています。

「しっかり日本の周辺に目を向けて、何回も戦争を経験して、必ず外交で解決するルールを確立している東南アジア諸国ASEANのような枠組みを広げていくのが大事」「ウクライナはもともと自分達の領土って思い込みがあるのでは」「軍事力拡大の競争になったら、それこそ戦争が心配」。長々書き込めませんが、北朝鮮の問題も出ました。

今まで何回か集まりがありましたが、一番真剣で盛り上がった場でした。