ゴールデンウイークが目前になりましたが、今までとは少し違う雰囲気もあるようです。感染対策の上、遠出していいようなことも言われており、知り合いにも旅行を計画している人もいます。

私の住む地域の新しい区長さんはやる気満々で、「行事もやれてないし、せめて子供達にプレゼントをしよう」と切り出しました。こどもの日も近いということで。「古賀地区に小学生以下の子は何人いるかなあ」と役員で出し合いましたが、本当に少ないので改めて驚きました。「うちみたいに所帯の多い所でこうだから」と暗い声も出ました。「自分達の頃は子供だらけで、集まりに何人かいなくても分からなかったもんなあ」といった声も。確かに団塊の世代の後輩の自分達でも、ラジオ体操とか賑やかだったと思い出しました。プレゼントは検討することになりましたが。

幼馴染のK君が江北町の実家に帰省しているというので会いに行きました。対面は約二年ぶりでしたが、元気そうで安心しました。丁度、お姉さんもいて、懐かしかったです。最後に会ったのは高校卒業直後で、たまたま佐賀市で遭遇し、「これから江北町に帰るところ」で車でK君と一緒に送ってもらいました。結婚される時に親御さんから、「まだ早い」と少し反対されたと聞いたことがありますが、夫婦円満に自営業をされています。

この時期になると、K君の下宿で宴会をしたり、流れでオールナイトの映画を見たことを思い出します。どんちゃん騒ぎはいいけど、いつかK君が、「みんな帰ってから一人で片付けをするときは侘しい」とぼやいていました。その後、少なくとも自分のゴミは持ち帰るようにしましたが。楽しい若かりし思い出ですが、あの頃もう少し真面目に暮らしていたら、自分の人生も変わっていたかも知れないと思うこともあります。