今年度最後の書き込みになりました。慌しい面もありますが。

アカデミー賞の授賞式で、コメディアンの司会者が平手打ちを食らったことが話題になっています。最初に動画を見た時は、大任を任される程のコメディアンが、脱毛症という人の悩みをネタに笑いを取っていることに極めて驚きました。暴力を容認するつもりはありませんが、配偶者が激怒するのは当然だと思いました。ネットの記事で、日本は「起こるのは当たり前」と同情的な意見が多く、欧米では「手を出したらお終い」と非難する意見が多いと紹介したものがありました。勿論、暴力はアウトというのは共通していますが。

何を笑うかには結構その人の人格が出る気がします。自分は昔ほどテレビやバラエティーを見ないので今の状況は余り分かりませんが、以前は気持ちよく笑えないものが散見されました。友人が、「庶民と笑うネタはいいが、庶民を笑うネタは嫌いだ」と言っていたのを覚えています。全く同感でした。つい笑ってしまうことはありますが、後で後味が悪くなり反省することもあります。

久しぶりに武雄市に行きました。用事が早く終わったので、ゆめタウン近くの知り合いの方の家を訪ねることにしました。「こんにちは」とドアを叩いたのは自宅の傍にある立派な事務所の方です。勇退しましたが市会議員を長くやっておられました。お元気そうで嬉しかったです。議員を辞めた今も事務所を維持し、相談活動を熱心にしておられます。専門的な法律問題は、私もお付き合いがある弁護士のF先生と連携して解決しているそうです。「相談料が高いでしょう」と言ったら、「彼の自宅を安く紹介したのは私だから」と笑っていました。弁護士に相談し放題とは羨ましい限りです。

「来てくれて嬉しかった」と車が見えなくなるまで見送って頂きました。