ブログ
2022.3.22ブログ更新します。
一雨毎に春めいて来るようで、雨模様の日も多いです。3月も下旬になりましたが、もう一回灯油を買う必要があるかなと迷ったりしています。
ロシア軍のウクライナ侵略が一か月続き、大変心配なことです。包囲されている南部の都市を脱出したギリシャの外交官が、「私が見た街の光景は他の人には見てほしくない」と語り、「ゲルニカと共に歴史に刻まれるだろう」と。知られているように、ゲルニカはナチスドイツの空爆によって壊滅させられたスペインの都市です。
初めて、ウクライナの国歌「ウクライナは滅びず」を聞きました。歌詞が全て他国からの侵略を許さないと唱っていて、改めて戦争に翻弄され続けてきた歴史を痛感しました。虐げられることからの解放を熱望して、戦前の日本の小林多喜二などのプロレタリア文学が翻訳されて、多くの人が読んだという史実も聞いたことがあります。核兵器と共に生物兵器、化学兵器の使用が取り沙汰され、今までの歴史の積み上げを一顧だにしない理不尽な行いに怒りを覚えます。
上映運動も進んでいる1970年の映画「ひまわり」を久しぶりに見ている時に、妹が母屋の方に歩いて行くのが分かりました。30分程父親と話した後に、こちらにも挨拶に来ました。父親への愚痴で意気投合することの多いこの頃ですが、珍しく「お父さんは偉い」と言います。パソコンの上手な知人に頼んで募金袋を作ってもらい、「あんたも少しでも集めて」と一つ渡したそうです。現地で避難民の支援をしている日本人が、「医薬品や物資は日本語が分からなかったり、使い方が不慣れだったりするので支援は現金が一番有難い」と言っていました。自分も妹同様、尊敬の念を強くしました。