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2022.1.29ブログ更新します。
この間、あけましておめでとうございますと言っていたと思っていたら、今月最後の書き込みになりました。
金曜日に佐賀市で、時々参加している「社会保障や福祉を考える勉強会」がありました。物凄い感染拡大なので、寒い日でしたが頻繁に窓を開けて集まりをしました。
入院をしていると聞いていた武雄市の知り合いの方も、元気に参加しておられ安心しました。早速、この間経験したことを報告していましたが、若干衝撃的な内容でした。武雄市ではありませんが、相談を受けた人とある自治体に生活保護の申請に行ったそうです。申請は一通り終わり結果を待ったいたら、申請をした人から電話があったということです。自宅に担当の職員が来て色々話をして、最終的には申請を辞退してほしいと。詳しい知識もないので専門的な話をされたら反論もできず、「辞退書」を書いて渡してしまったらしいです。後日、申請者と役所の窓口に行って談判したが、「検討する」ということで辞退書はそのままの状態です。詳しい事情は書けませんが、保護課から資産があると指摘されましたが、今はかなり柔軟な運用になっているはずだと主張していました。申請者は高齢で、障害を持つ妹さんとの二人暮らしだそうです。
私は自治体労働者の仕事に思い入れがあり、今も数多くの友人が現場で働いているので、その後に出た発言を書き込むことに躊躇がありますが、自分自身のために書き留めておきます。一番印象的だったのは娘さんが公務員をしている人の、「娘が、『優しくて親身な人が精神を病んだりして、私が少しどうかなと思うような人が平気でいたりする』と言ってた。まあ、親子の会話だけど」でした。お母さんにだから職場の愚痴も含めて思い切ったことを言ったと思いますが、行政の第一線の現場の大変さが容易に想像できます。