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2021.12.16ブログ更新します。
今年一番の寒気が到来するということで、白石平野も初雪になるかも知れません。
伊藤塾との縁で原告になっている「一人一票運動」ですが、先の総選挙についての福岡高裁での一回目の審理が決まり東京から連絡がありました。資料も付いていて、私の佐賀2区は一番投票価値がある鳥取1区の0.68倍だとありました。当然鳥取1区の方達に何の文句もありませんが、区割りの努力を怠っていることには腹が立ちます。選挙制度は民意を鏡のように映さなければならないと思うので、私は全国一区の比例代表制のみで選挙をするのが一番良いと考えますが。
今話題になっている18歳以下の皆さんへの10万円の給付は、色々混乱もあり原則市町村の判断で選択できるようになったようです。お世話になっている鹿島の介護施設の女性職員の一人も、「なるべく早く全部お金でほしい」と言っていたのでよかったと思います。自分は当初の予定通りに半分は商品券にすると、そのための経費が約1000億円掛かると聞いて大変驚きました。素直にその分コロナ禍で大変な所に配ればいいと思います。
全国的な大きな話題ばかりで恐縮ですが、森友学園の国有地の値引き問題で公文書改ざんを強いられ自死された財務省職員の奥さんが、国を訴えている裁判が終結したニュースが飛び込んできた時は、初め何のことかよく分かりませんでした。動揺して、(奥さんにとって良かったのか)と勘違いした程です。報道を
細かく見て、(国というのは時には何と残酷なことをするのか)と怒りが湧きました。一億円以上の高額な損害賠償請求をしたのも改ざんの真相を明らかにしたいとの思いからでしょうが、国が態度を一変させ全額を払って裁判を終わらせました。司法の場で改ざんの真相を明らかにすることは不可能になってしまいました。しかし、国政が私物化されたかもしれないという深刻な問題なので、これで終わりというわけにはいきません。