梅雨の末期のような雷が鳴る雨が降りました。

相続の相談を受けている方から連絡があり、家族の話し合いの最終段階でお父さんが喉に食べ物を詰まらせてしまい入院してしまったという事です。手続きをお願いするのが後になるので電話したと言われていました。こちらは勿論いつでも構わないので丁寧な人だと感心しました。それよりお父さんの容体の方が心配です。今回の様なお年寄りの急な事故は多くあるので家族も注意が欠かせません。

時々お手伝いに行っている鹿島の介護施設で仲良くしてもらっている職員さんからも、「不注意で利用者さんに軽いけがをさせてしまった」と聞きました。介助が特に必要な方で、自分も行った時には大変気を遣うので他人事とは思えませんでした。トイレ介助の際の事故という事でリアルに場面が想像できます。女性職員だけだったら三人がかりだっただろうなあ、と気の毒な気がしました。慢性的な人手不足なので全く休暇の取れない施設長のストレスも大きく、行政への報告の件も現場の職員達の想いと嚙み合わない点もあるそうです。又、自分位のスキル、意識の者が行っていいものかという気持ちが頭をもたげてきます。

コロナ禍との関係では、鹿島の介護施設も無事に利用者と職員全員のワクチン接種が終わりました。先ずは一安心ですが、世界に目を向けると亡くなった人は４００万人を超えました。恐ろしい数です。東京には又緊急事態宣言が出ました。それでも二週間後のオリンピックは中止になりません。国民には、「自粛しろ」「外出するな」「夏祭りや花火大会をやるな」と求めて、人類最大のお祭りとも言えるオリンピックだけはやるしやれるというのは矛盾していると思うのは私だけでしょうか。海外から６万８０００人の外国人が入国して大丈夫なのでしょうか。首都圏から又地方に感染が広がることも心配です。

母親が入院している病院から連絡があり、体調が悪いという事でした。梅雨空のように若干心が曇りました。