夏至も過ぎ、これから日が短くなっていくと思うと少し残念な気もします。

福岡県の方から相談の電話がありました。白石町の介護施設に入所しておられるお父さんに関する相続のことでした。一番困っているのは面会が出来ず、上手くコミュニケーションが取れないという点。耳も大分遠くなっておられ隣に施設のスタッフもいるので、肝心の生々しい話が切り出せないと言っておられました。アドバイス出来る範囲でやり取りした後に、「私の母親もコロナ禍でオンライン面会しか出来なくて」と切り出すと、「お互い大変ですね」と返してもらいました。先々月も、面会が出来ず最終的な文面が作れないという相談があり、自分の仕事にもじわりじわりと影響して来た感じがします。

関連して思い出すのは、申請直前に立ち上げを断念したデイサービスの施設です。コロナが収束しないと再起は無理ですが、お付き合いのある弁護士の方から意外な内容の連絡がありました。

不幸なことで当時は本当に残念に思いましたが、立ち上がった際にスタッフとして働く予定だった方が交通事故で亡くなるということがありました。自転車に乗っていて車との衝突事故でしたが、損害賠償の額で裁判になっているそうです。先方は当時無職だったことを前提に額を提示してきたらしいですが、「働く意思が明確であったことを立証できれば増額を勝ち取る余地がある」と。そのために、間違いなく施設立ち上げの手続きを行っていたことを証明したいので協力をとの要請でした。勿論、快諾し打ち合わせをすることになりました。交通事故の損害賠償、逸失利益の根拠など不勉強ですが、私もお会いしたことがある人のことなのでしっかり対応したいと思います。