５月も中旬になりましたが、九州南部は早くも梅雨入りしました。史上２番目の速さという事です。一番早かったのは５月１日だったというのも驚きますが。九州北部だけ間をおいてという訳にもいかないでしょうし、もう梅雨かと少しがっかりします。去年は記録的な大雨が続いたので今年はそうならないよう願いたいものです。

無作為抽出の二千人に選ばれたと言うことで町政アンケートが送られてきました。開封すると結構な分量で回答するのに時間が掛かりました。私も白石町に住んで長いし、たぶんこれからも住んでいくことになるだろうから町の将来を考える機会になりました。コロナ禍で地方に分散して暮らしていくことの大事な意味を考える人も多いと思いますが、アンケートを記入しながら簡単なことではないし豊かな知恵や発想が必要だと痛感しました。アンケートにも色々な方法を例示して選択する質問もありましたが。大都市への産業や人口の集中は戦後の早い時期から半ば国策としてやってきたと思うので、転換するのも大きなエネルギーが必要でしょう。国民の広範な合意の形成が出来れば一歩一歩進んでいくと思いますが。今回のアンケートで、どんな意見や意識が集計されるか注目したいと思います。

日曜日は母の日でしたが、妹が病院に花を届けてくれたらしく喜んだことでしょう。自分は相変わらず母親の好きな佐賀新聞を届けています。嬉しいことに、今まで事務的に受け渡ししていた職員達が様子を言ってくれるようになりました。食事も取れ少しずつ回復したからでしょう。私も病院に行くのが随分気楽になりました。早く対面出来れば嬉しいですがコロナ禍が。

感染拡大で気持ちの余裕も失いがちだと思うこともありました。お世話になっている鹿島の介護施設からワクチン接種の件で電話がありましたが、先日の出来事を聞きました。出勤してきたスタッフが、「家族が濃厚接触者で自宅待機になっている」と施設長に相談したらしいですが、当然、「出勤しないで電話連絡して欲しかった」と注意を受け直ぐに帰宅されたそうです。そのスタッフの方も、その日休むと業務に支障が出るとの思いで平常心ではなかったようで私も複雑な気持ちがしました。